40歳を来年に控え、大腸の内視鏡検査を受けたんだよ。
というか、えっ!もう40歳!信じられないよ!
まだ20歳位の気持ちだったのに!
区検診で便潜血が2回のうち1回あるという事で、内視鏡検査受けた方がいいと言われた。別に自覚症状があった訳ではないが、なんか予感がしたし、いい機会なので腸の中を見ておいて損はないと思ったのだ。
ただ、初めて体験する事だらけ。
まず入院が初めて。点滴初めて。麻酔初めて。アナルは処女。
少しは緊張するかと思ったが全くしなかった。
むしろ麻酔を打たれた経験がなかったので少し楽しみだった。
「麻酔入るよ!」と先生が言うと3秒後には意識失っていた。
酒飲んで気を失うのはそれなりに緩やかだが、麻酔は一瞬なんですね!
ノックアウトされる時の感覚に似てるね。
ヌメヌメしたエイリアンの子供みたいなものが身体の中でグッチャングッチャンに暴れまわる夢を見た。
案の定ポリープが1つあってそれを摘出した。

俺は25歳夏まで修行僧のような食生活と規律をまもって生きてきた。基本的に何かの選手というものはそういうものだろう。
ひとつの青春が終り、25歳秋、もう一つの青春が始まったと同時に、これまで抑えつけていたありとあらゆるシャバの快楽が押し寄せてきた。俺は欲望を否定することせず、むしろ溺れようとした。
暴飲暴食、セックス、ドラック、ヘビーロック。サイケデリックの極を見ようとした。
新宿、渋谷、原宿、池袋、中野、練馬に行きつけの店をもち、気を失うまで酒を飲み続けることに固執した。飲んだ仕上げにコンビニの弁当、ラーメン、牛丼。翌朝便所で口に指を突っ込んでゲロを吐く。
夜遅くカップラーメンを食い、スナック菓子をバカ食い。
肉は脂身の部分が好物ときた。
タバコは禁煙したというよりも、吸いすぎて吸えなくなった。
その結果、体重が現役時代より12キロ増え、大腸にポリープ。血液は尿酸値が高く、「あなたは完全にメタボリックシンドロームです」という判定の紙をもらった。
俺はバカか?もうこういう事はやめた。目が覚めた。
目標が達成される前に死ぬのはいやだ。
俺の最終目標が達成されるのはまだ時間がかかる。少なくともあと30年は生きたいんじゃ。
というわけで、これから俺と飲む人は、もう昔の俺ではないのでよろしく。
焼酎はロックで飲むことを止めた。
肉は誕生日以外食わない。
早く寝るようにしよう。
毎日楽しく生きよう!
というわけで、俺の年頃になるような人間は、みな大腸検査受けた方がいいよ。
かなりの人にポリープは存在するらしいね。
放っておいたらガンになる可能性もあるらしいぜ。
自覚症状がないというのが怖いね。
